2007年7月に完成して10年以上の歳月が経っても、未だにマカオで一番の人気施設の座に君臨するカジノリゾートがこの「ザ・ベネチアン・マカオ（The Venetian Macao、澳門威尼斯人渡假村酒店）」。シンガポールのマリーナベイサンズなども展開するラスベガス・サンズが作った大型IRです。

マカオ空港からほど近い、コタイ地区のメインストリートに位置するベネチアンは、同地区が誕生した際の初期段階からオープンした事もあり、最も良い場所にあり、他のカジノとのアクセスも抜群。

道を挟んだ目の前には、シティオブドリームスがあり、隣には、フォーシーズンズホテル＆カジノと、サンズグループが運営するパリジャンマカオ。そして、その前には、ロンドンをテーマにしたカジノリゾートへと生まれ変わる「サンズ・セントラル」があります。

他施設の方が新しいという事もあり、宿泊時にの客室は綺麗ではありますが、立地の良さや施設の規模感が、未だ人気ナンバー１の地位を確立している理由かもしれません。

建物内には入ると、そこはもう美術館ばりの華やかさ。名前の通り、イタリアのベネチアをイメージして作られているだけに、雰囲気は最高です。

この道を真っ直ぐ進んでいくと、その先には、カジノが広がっています。 どのカジノリゾートも収益の根幹を作っているのはカジノなので、建物のどの入り口から入ってもカジノに行き着く様に、中央に位置しています。

カジノ内は、人だらけ。他のカジノ施設と比べても段違いの人気を誇っています。人気の中心はバカラですが、ブラックジャックやルーレットテーブル。スロットゲームも、ある程度の人が座って楽しんでいます。

テーブルの多さもさる事ながら、カジノ内の雰囲気の良さが居心地良いのかもしれません。

ゲームで遊ばない人も、カジノ中心部にあるエスカレーターを上がると、こんな感じで周囲を見渡せて、ちょっとした観光気分を味わえるので、お勧めです。他のカジノではこんな場所はありません。

カジノに飽きたら、水の都ベネチア感溢れるショッピングモールで買い物や食事を楽しむのもありでしょう。水路もあり小舟に乗る事もできるので、規模を比べる話になりませんが、雰囲気としては、東京・お台場にあるヴィーナスフォートと同じです。

カジノ巡りをしたい人は、このショッピングモールを抜けていくと、隣のフォーシンズホテルのカジノや、その隣のパリジャンマカオまで歩いていけます。

ベネチアの隣は、パリ。そして、今度は、目の前にロンドンが出来上がるので、カジノ旅行としては、マカオはやっぱり最高ですね。